FXの用語(た行)

た行のFX用語

た行のFX用語

ダマシ

チャートを用いたテクニカル分析で、売りまたは買いのサインが出たのにその通りに相場が動かないこと。
相場は、様々な要因が複雑に関係して動くため、一つのテクニカル分析に頼ることは危険です。
複数のテクニカル指標を用いたり、ファンダメンタル要因も考慮することで、勝率を上げることが可能です。

 

チャート

ある決まった期間の為替レートの推移をグラフ化したものをチャートと言います。
FXの取引を行ううえで、チャートを見ることは必須であると言えます。
チャートには様々なものがありますが、ローソク足を用いたローソク足チャートが最もよく用いられています。

 

ローソク足チャートでは、ある決まった期間(1分、15分、1時間、1日など)の始値、終値をローソク足で、
高値、安値をヒゲで表します。

 

ローソク足チャート 

 

2wayプライス

FXの取引では、売りの価格(Bid)と買いの価格(Ask)が同時に提示されていますが、これを2wayプライスと言います。
この買いと売りは投資家から見ての価格なので、FX業者はBidが買い価格、Askが売り価格となりますが、
投資家を基準で考えたほうが分かりやすいので、このページでは買いをAsk、売りをBidと記載します。

 

2Wayプライスでは、売値と買値が同時に提示されるので、FX業者による取引レートが不正に操作される事態を防ぐことができます。

 

デッドクロス

短期移動平均線が長期移動平均線を上から下に抜ける形態をデッドクロスと言い、
FXのチャート分析では売りのサインとされています。

 

デッドクロスは売買のタイミングを判断する重要なサインの一つですが、先に紹介したダマシも多くありますので、
複数の要素から売買タイミングを決めることが重要です。

 

反対用語:ゴールデンクロス

 

テーパリング

taperとは先細り、漸減を意味する英語であるが、金融業界では量的緩和の縮小を表すのに使われます。
政策金利がゼロ近くで、それ以上の金利引き下げ余地が無い状況では、量的緩和策(QE:Quantitative Easing)が政策として実行されることがあります。
量的緩和策は、国債などの債権等を中央銀行が直接買い入れることで、市場への資金供給を増やし景気を刺激することを狙うものです。
これに対して、テーパリングとは、量的緩和策による金融資産の買い入れ額を順次減らしていくことを指します。
出口戦略とも呼ばれ、雇用指標などで景気の悪化が改善に向かったと判断された時点で、テーパリングが実施されることとなります。

 

 

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