FXとは
FXとはForeign Exchangeの略で、直訳すると外貨両替ですが、一般的にFX取引と呼ばれているものは、
単純な外貨両替のことを指すものではありません。
では、FXはどういったものか?日本語では「外国為替証拠金取引」と呼ばれるように、
証拠金を預けて外貨の取引をするものです。
ここで、なぜ証拠金といった言葉が出てくるのかですが、
FXでは実際の手持ちのお金よりも多くのお金を取引することができる仕組みがあります。
たとえば、1ドルが100円のときに1万ドルを買おうと思うと、100万円が必要なわけですが、
実際にはレバレッジという仕組みがあるために、4万円あれば1万ドルを買うことができるわけです。
(レバレッジが25倍の場合)
FXブームの初期にはレバレッジが400倍を超える業者もありましたが、
2010年8月に50倍まで、2011年8月には25倍までに制限され、
現在は25倍までのレバレッジしかかけることができません。
(海外のFX業者、国内でも法人向けの口座ではそれ以上のレバレッジをかけられるところがあります)
レバレッジをかけて多くのお金を動かせることが、FXの人気の原因の一つですが、
多くのお金を動かすということは当然リスクもあります。
FXは、基本的に安く買って高く売るか、高く売って安く買うかで利益を得る仕組みですが、
ポイントとなるのは、いきなり売りからも取引ができることです。
(スワップポイントについての利益は口述します)
実物の売買では、まず買わないと商品が手元にないので売れないわけですが、
FXでは「空売り」といった仕組みを使うことで最初に売って、後で買い戻すこともできます。