FX注文の期限

FX注文の期限

前のページでは、様々なFXの注文方法を紹介しましたが、FXの注文の際にその注文が有効な期限を指定することができます。
ここでは、FX注文の3種類の期限について説明します。

 

Day Order(当日中)

Day Orderとは、注文をした当日のみ有効で、翌日の取引が始まると注文は自動的に取り消しとなる注文方法です。
ここで注意が必要なのは、為替市場はニューヨーク市場を基準として考えるので、ニューヨーク時間の午後5時で一日が終わるということです。
ニューヨーク時間の午後5時は、日本の午前7時(サマータイム適用時は午前6時)ですので、
たとえば日本時間の19時に出した注文が成立(約定)しなかった場合、24時で取り消されるのではなく、翌朝7時に取り消されます。

 

Week Order(週終わりまで有効な注文)

Week Orderとは、注文をした週の終わりまで有効で、翌週には自動的に取り消しとなる注文方法です。
為替市場は月曜日から金曜日までしか開いておらず、土曜日と日曜日は休みなので、Week Orderは金曜日の取引終了まで有効となります。
ここでも、基準はニューヨーク市場なので、金曜日の17時で(日本時間では土曜日の朝7時)で注文が失効します。

 

為替市場は、土日の取引がないため、土曜日または日曜日にテロなどの大きなニュースがあった場合には、翌週の取引が前の週の終値からかい離したレートで始まることになります。
ですので、そのような不測の事態を避けるためにも、その週のうちに取引を終わられておく手段は有効であると考えられます。

 

GTC(Good Till Cancel)

Day OrderとWeek Orderは、字面そのままなので分かりやすいですが、期限のGTCとは何なのでしょうか。
GTCは、Good Till Cancelの略で、自分でキャンセルするまでは有効な注文です。

 

注意点として、注文を取り消すのを忘れていた場合に、かなり前の注文が約定することがあります。

 

三種類の注文期限を紹介しましたが、実際の取引は下の図のような画面で期限を選ぶこととなります。

 

FX 注文期限

 

 

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